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Kindleタブレットでできること

Kindle端末
参照元: https://www.amazon.co.jp/

  • できること
    • 電子書籍を読む
    • Wi-Fi接続
    • Kindleストアでの書籍の購入
    • クラウドで同期
  • できないこと
    • インターネット(一部利用可)
    • Kindle以外の電子書籍を読む
    • アプリの追加
    • 動画・音楽の再生
    • カメラ機能
    • 電話

Kindleタブレットとは、電子書籍に特化した「電子書籍リーダー」であり、「読書専用タブレット」として人気の端末です。電子書籍を最大限に楽しめる機能を備えている代わりに、インターネットの利用は最小限。写真撮影、動画・音楽再生もできないという特徴があります。

発売後20年近く経ちますが、当初は今のようにタブレットも普及していない時代でした。現在は電子書籍リーダーの需要も落ち着いてきましたが、Kindleタブレットはさまざまな機能を追加し進化しています。読書に没頭したい人にとっては1台持っておいて損の無いデバイスです。

KindleタブレットとFireタブレットの違いは?

使い方が全く違う

Kindle_読書.jpg 00.png

KindleタブレットとFireタブレットは同じAmazonデバイスですが、適した用途が全くと言っていいほど違います。Kindleは白黒画面でカラーに対応しておらず、読書に適した性能。一方、Fireタブレットはネット検索、動画視聴、ビデオ通話など、さまざまな使い方ができるデバイスです。読書専用ならKindle一択ですが、多機能さを求めるならFireタブレットが適しています。

Kindleタブレットのメリット

本好きに嬉しい機能が満載

Kindleで読書している人
参照元: https://unsplash.com

良い点
目に優しく紙の本に近い読み心地
軽量で持ち運びしやすい
バッテリー持ちが良い
通知がない
端末に直接書籍を保存できる
ハイライト・マーカーが引ける
複数のデバイス同期できる

Kindleタブレット最大のメリットは、読書にとことん集中できること。Kindleには「ELink」と呼ばれる電子ペーパーディスプレイを搭載しており、紙の本と同じ感覚で電子書籍が楽しめます。一般的なスマホやタブレットとはディスプレイが大きく異なるのが特徴的。

一般的なディスプレイのようにブルーライトの有害な光はほぼ発せず、長時間の読書でも目が疲れにくく屋外や明るい場所でも反射しにくいです。

アプリの追加、インターネット検索、SNSの通知など、読書の邪魔になる要素が除外されているので、本好き、多読家、学生にも人気があります。

数千冊をいつでもどこでも持ち歩ける!

Kindleタブレットは、6インチや7インチと、スマホに近いコンパクトサイズ。片手で持てるほど軽く携帯性が抜群なので電車やバスでも気軽に使えます。

また、一般的なタブレットはKindleアプリから書籍を購入できず、ブラウザを経由しなければなりませんが、Kindleタブレットのアプリならそのままサクッと購入できます。端末へ書籍を直接保存できるためオフラインでも読めますし、防水対応モデルもあるのでお風呂でながら読書も可能です。

容量はモデルによって16GB~32GBほどで、数千冊の書籍を保存できます。バッテリー持ちも良く、1週間は充電なしで使える点でも持ち運びに優れているといえます。

本好きに嬉しい機能が豊富

Kindleタブレットには本好きに嬉しい機能が詰まっています。気になった箇所にハイライトやマーカーを引いたり、メモを書き込めるのが便利。ハイライトした部分はオフライン環境でも端末に保存されるので、記録が消える心配はありません。マーカーやメモはいつでも消せるので、紙の本にはできないタブレットならではのメリットです。

また、ネットに繋がっていれば端末の情報をクラウドで同期もできます。例えば、最後に読んだページやハイライトの部分も他の端末でKindleを開いたときに同期されるので、デバイスを切り替えながら読書したい場合でもストレスフリーです。

Kindleタブレットのデメリット

Kindle端末の白黒画面
参照元: https://www.amazon.co.jp/

悪い点
反応速度が遅い
基本は白黒、フルカラーで本を読めない

スピーディーにサクサク操作できない

Kindleタブレットはどのモデルも処理性能が低いため、スピーディーな操作はしづらいです。ページのスクロールすら重たいわけではないですが、マーカーを引くときに挙動が遅くなる場合もあります。快適な性能を求めるなら、Kindle Scribeのような上位モデルを選んでみてください。

カラー非対応!漫画や雑誌には向かない

ELinkディスプレイは白黒しか表示できないため、フルカラー本を開いてもモノクロになってしまいます。小説やビジネス書にはKindleタブレットをおすすめしたいですが、漫画や雑誌のようにカラー対応が求められる場合には向かず、白黒画面に後悔する人も多いです。フルカラーを重視する場合は、iPad、Amazonタブレット、Fire HDなど多機能なタブレットを使うのが最善。

Kindleタブレットのシリーズ比較一覧

機種 コスパ 携帯性 バッテリー持ち 防水性能
New Kindle
Kindle Paperwhite
Kindle Paperwhite シグニチャー エディション
Kindle Scribe
Kindle Scribe Notebook Design
Kindle Paperwhiteキッズモデル

Kindle(無印)

New Kindle コスパの高いエントリーモデル
《発売日》2024年10月16日
《サイズ》6インチ
《容量》16GB
・シリーズ最安
・片手で掴めるコンパクトサイズ
・上位モデルより画面がぼやけて見える
・上位モデルよりバッテリー持ちが悪い
・お風呂では使えない

Kindle Paperwhite

Kindle Paperwhite 迷ったらコレ!
《発売日》2024年10月16日
《サイズ》7インチ
《容量》16GB
・一番人気
・無印の上位モデル
・価格と性能のバランスが◎
・Kindleの基本機能を備えている
・携帯性に優れバッテリー持ちも◎
・お風呂でも使える
・広告の有無を選べる

Kindle Paperwhite シグニチャーエディション

Kindle Paperwhite シグニチャーエディション 本大好きな人にはコレ!
《発売日》2024年10月16日
《サイズ》7インチ
《容量》32GB
・多読家に嬉しい大容量モデル
・ワイヤレス充電可能
・明るさ自動調整機能付き
・お風呂でも使える

Kindle Scribe

Kindle Scribe 自宅使用に適した大画面モデル
《発売日》2022年11月30日
《サイズ》10.2インチ
《容量》16GB、32GB、64GB
・大画面で文字が見やすい
・漫画の見開きに◎
・ペンで手書きできる
・持ち運びしにくい
・お風呂では使えない

Kindle Scribe Notebook Design

Kindle Scribe Notebook Design 性能の高さにこだわる人向け
《発売日》2024年12月4日
《サイズ》10.2インチ
《容量》16GB、32GB、64GB
・シリーズ最上位モデル
・メモの書き込みが可能
・ノート感の強いデザインがおしゃれ
・持ち運びしにくい
・お風呂では使えない
・値段が高い

Kindle キッズモデル

 Kindle キッズモデル 子供向けのお得なオプション付き
《発売日》2022年9月13日
《サイズ》6インチ
《容量》16GB
・知育系サブスクや子供向けカバー付き
・本体スペックは大人向けと同じ
・サイズ感は小学校中学年以降向け
・お風呂でも使える

みんなが気になるモデルはどれ?

Kindleタブレットの選び方

Kindleタブレットは、どんな場所で、どれくらいの時間、どれくらいの頻度で使うかを決めておけば、サクッと選べますよ。

読書専用端末なので多用途タブレット端末と比べると迷うポイントは少なく、どのモデルも最新機種の解像度は300ppi、端子はType-C。バッテリー持ちは短くても約1.5ヶ月、長くて約3ヶ月と、多用途タブレットの代表格iPadの10時間と比べれば格段に長いです。

サイズは持ちやすい6〜7インチがおすすめ

 Kindle Paperwhite (16GB) 6.8インチディスプレイ
参照元: https://www.amazon.co.jp

サイズ サイズイメージ 利用シーン
6インチ スマホの大型サイズに近い 通勤・通学
7インチ 片手で持つのは難しい 自宅メイン、持ち運びも可
10.2インチ 読書用としては大型
A4ノートと同じくらい
自宅

持ち運びや長時間の読書を前提とするなら、片手で握れてカバンの中でも邪魔にならない6〜7インチがおすすめ。手軽に小説を読むのにぴったりなサイズ感です。

ビジネス書や雑誌など、情報量が多くレイアウトが複雑な本を頻繁に読む場合は、10.2インチの大画面の方が読みやすかったりもするため、「自分が好きな本の種類」で選んでみましょう。

容量は16GBで十分

容量 小説 漫画 ビジネス書
8GB 約1,600冊 約64冊 約426冊
16GB 約3,200冊 約128冊 約853冊
32GB 約6,400冊 約256冊 約1,706冊
64GB 約12,800冊 約512冊 約3,413冊

※1冊あたり、小説4MB、漫画100MB、ビジネス書15MBで計算

最小の8GBでも十分な容量がありますが、買い替えを前提にせず長く使いたい方は16GBを選んでおけば安心。32GB以上になると多読家の方向けになってきますが、容量を大きくするほど値段も上がるため、オーバースペックには注意が必要です。

お風呂でも使うなら防水対応モデル

入浴中にスマホで読書する人
参照元: https://www.photo-ac.com/

入浴中に読書したい方は、「Kindle Paperwhite」「Kindle Paperwhite シグニチャーエディション」のいずれかを選びましょう。2つのモデルは「IPX8等級」という高い防水性能を備えているため、万が一浴槽に水没しても耐えられます。

広告有りのモデルは値段が安い

Amazon Prime
参照元: https://o-dan.net/

一部のモデルは広告の有無が選択でき、広告ありなら約2000円ほど安く購入できるのがメリット。表示されるのは基本的にAmazon関連の広告で、ホーム画面の画面下や、スリープモード時にスクリーンセーバーの役割で表示されます。

表示位置や大きさ、タイミングは読書を阻害するレベルではなく、セール情報を意図せず知れたりもするので、個人的には広告ありはお得に感じます。しかし、少しでも没入感を妨げられたり、紙の本とギャップが大きいものは嫌、という方は広告無しモデルを選ぶ場合が多いようです。

シリーズ最新機種で広告の有無を選べるのは「Kindle Paperwhite」のみ。旧型の無印Kindle、Oasisなども在庫があれば選択できます。

みんなはどっちを選ぶ?

安く買うならセール時期が狙い目!

Amazonセール期間は、Kindleタブレットを含むオリジナルブランドの製品が大幅値引きされます。セールによって値引き率は異なりますが、3000円〜8000円ほど安く購入できます。

値引き率が高いのは、夏のプライムデー、年末のブラックフライデー。特にブラックフライデーは値引き率も高いので、ぜひチェックしておきましょう。

【Amazonブラックフライデー】買うべきおすすめガジェット

Kindleタブレットのおすすめ3選

バッテリー持ち 最大6週間 ストレージ 16GB

お手頃価格で買えるKindle

Kindleタブレットの中では一番安いモデル。6インチの小型サイズですが、小さくて持ち運びやすいのがメリットです。16GBのストレージを持ち、数千冊の本をダウンロード可能。最大6週間使えるバッテリー持ちもあり、電子書籍リーダーとして申し分ない性能でしょう。

バッテリー持ち 最大12週間 ストレージ 16GB

機能性がUPしたKindleタブレット

通常のKindleタブレットより少し大きい7インチディスプレイで、処理性能も向上。一連の動作をスムーズに行えるのが特徴です。自動明るさ調節機能もあり、どんな場所でも最適な明るさを実現。さらにIPX8の防水性能もあり、海辺など水のある場所でも使いやすいです。

バッテリー持ち 最大12週間 ストレージ 16GB

手書きもできるKindleタブレット

読書だけに留まらず、手書きにも対応。読書中にメモを書いたりノートを作成したり、電子ノート的な使い方も可能です。ペンはマグネット着脱なので、持ち運びやすいのもポイント。10.2インチの大画面で読書をしたい人にもおすすめです。

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