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穐田 純也 記事一覧

ECナビ比較編集部 ガジェット・PC担当ライター|元家電量販店員

元家電量販店員。その後国内最大手の比較メディアで、商品比較する専門家としてガジェットやカメラなど数百点を超える商品を触って試してきました。ヨドバシアキバでのカメラ・周辺機器販売6年、カメラセミナー講師、YouTube出演、日テレ「ZIP!」などのテレビ番組出演、経済誌への掲載も経験。自身の経験を活かし、最新ガジェットやトレンドの情報を発信中です。

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おすすめ商品比較表

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筆圧感知スタイラスペンとは?

タブレットとタッチペン
参照元: https://www.photo-ac.com/

筆圧で線の太さや濃淡が変わるタッチペン

筆圧感知スタイラスペンは、スマートフォンやタブレットでイラストを描く際に筆圧によって線の太さを感知するタッチペンです。ペン先が画面に触れたときの力に応じて線の太さや濃淡が変わるため、デジタルでの絵画や書き込みをより繊細に行えます。イラスト制作で求められるリアルで細かな表現が可能です。

筆圧感知スタイラスペンのメリット

タブレットで絵を描く
参照元: https://www.photo-ac.com/

自然な線が書ける

筆圧感知スタイラスペンは筆圧感知技術によって線の太さや濃淡が筆圧を筆圧で調整できるので、紙に書いているような感覚で線を書き込めます。線にメリハリがなく、繊細な書き込みによる表現が苦手な筆圧感知機能のないタッチペンと異なり、自然なタッチが可能です。

正確に書き込める

精度の高い筆圧感知スタイラスペンだと、より小さな箇所にも正確に書き込めます。タッチスクリーン上でペンの筆圧を調整できるため、細かな線の書き込み作業におすすめです。特に、イラストやマンガ制作で活躍します。

細かく多様な表現ができる

筆圧感知スタイラスペンは多様な表現が可能で、ペンに圧力をかけると厚い線を引いて立体感を強調したり細かいタッチでぼかしを表現したりできます。イラストの質感や立体感を自由自在に変えられるので、完成度の高い作品を作り出せます。

筆圧感知スタイラスペンのデメリット

液タブでイラストを描く人
参照元: https://www.photo-ac.com/

価格が高い

筆圧感知スタイラスペンは筆圧感知機能を搭載した高品質な製品なので、筆圧感知機能のない一般的なスタイラスペンよりも価格が高いです。有料ソフトウェアや高性能なタブレットと組み合わせて使用する場合、さらに初期費用がかかります。

基本的に筆圧感知対応のタブレット専用

筆圧感知対応スタイラスペンを買えば、どんなタブレットでも筆圧感知出来るようになるわけではありません。使っているタブレットやスマホが筆圧感知に対応していることが重要です。

例えば、最新のAmazon Fire HD 10は筆圧感知対応のため対応スタイラスペンを買えば筆圧感知機能を使ってイラストを描けます。一方で、Fire HD 8はそもそも筆圧感知に対応していないため、同じペンを買っても筆圧感知機能は使えません。

筆圧感知スタイラスペンの選び方

いろいろなスタイラスペン
参照元: https://www.photo-ac.com/

大前提として自分のデバイスに合うものを選ぶ

自分が今使っている筆圧感知機能を持つデバイスに対応したペンを選びましょう。

例えば、SAMSUNGのGalaxy TabであればSペンと呼ばれるペン規格対応のものを。Xiaomiのタブレットであれば、機種によって対応ペンが変わるため注意が必要です。

なお、USI(Universal Stylus Initiative)規格に対応したタブレットであれば、USI規格の対応のペンを選べば使えます。

使用目的に合わせてペン先を選ぶ

ボールペンと同じ感覚で描ける「細いペン先」

細いペン先のスタイラスペンは先端部分がボールペンのようになっており、線を書き込む際に細かな表現が可能になるので使いやすいです。紙にイラストを描くのと同じ感覚で描けるため、初心者でも違和感なく線を書き込めます。

繊細な色塗りができる「筆タイプ」

細かな色塗りをする際には、筆タイプのスタイラスペンがおすすめです。筆のようなペン先でさらさらと素早く色塗りができるので、感覚的に色をつけられます。

滑らかな書き味の「導電性繊維製」

導電性繊維製のスタイラスペンは、スムーズな書き心地が特徴です。ペン先には導電繊維が組み込まれており、ほかのペンと比べてよく滑ります。ササッと素早い線を書き込むのに最適です。また、ペンを激しく動かしたときに画面を傷をつける心配がありません。

イラスト制作に役立つ便利機能で選ぶ

傾き検知機能

筆圧感知機能とは別に、ペンを傾ける角度によって線の太さを調節できる「傾き検知機能」搭載のスタイラスペンも販売されています。傾き加減で線の太さが変わるため、実際のペンでイラストを描く感覚で自然なタッチが可能です。なお、筆圧感知機能を搭載しているスタイラスペンには傾き検知機能が同時搭載されている商品が多いです。

パームリジェクション機能

パームリジェクションとは、手や腕が画面に触れてしまった際のタッチを無効化する機能です。ペンを使用しているときに反応するのはスタイラスペンのペン先のみになり、誤動作が防げます。

機能を切り替えられるショートカットボタン

本体にボタンが付いているスタイラスペンは、ショートカットキーの設定が可能な場合があります。ペンツールから消しゴムツールへの切り替え、「消去」や「戻す」といったイラスト制作でよく使うツールをボタンで簡単に切り替えられます。ボタンの役割は自分で好きなように割り振れるケースが多いので、使いやすい順番でツールを登録しましょう。

筆圧感知スタイラスペンの値段相場

5,000円以上の商品が多い

iPhoneやiPadなどのApple製品対応のサードパーティ製スタイラスペンと比較し、Android対応かつ筆圧感知機能を搭載したスタイラスペンは5,000円以上の高価な商品が多いです。 価格帯によって対応機種や筆圧レベルが異なるため、選ぶ際に注意しましょう。

筆圧感知スタイラスペンのおすすめメーカー3選

GreenBulb

香港のスタートアップ企業GreenBulb(グリーンバルブ)社が開発した「SonarPen(ソナーペン)」は、2018年に約1,000万円の資金調達を成し遂げました。イヤホンジャックからの電源供給ができるスタイラスペンという新しい形のスタイラスペンを実現し、iPadやiPhone、Androidなど複数機種対応のスタイラスペンを販売しています。

King Write

King Write(キングライト)は品質や機能、デザインや使いやすさを追究しながら最新テクノロジーを組み合わせて生まれた電子文具用品を開発している会社です。King Writeが取り扱っているスタイラスペンは「人間工学に基づいたデザイン」で、長時間使用しても快適な書き心地。購入後は1年間保証があり、不具合が生じた場合にサポート対応してくれます。

Xiaomi

Xiaomi(シャオミ)は、スマートフォンやタブレットを製造、販売している中国の大手総合家電メーカーです。同社のタブレット専用のスタイラスペンは、Xiaomi PadシリーズとRedmi Padシリーズ対応のものに分かれています。

筆圧感知スタイラスペンのおすすめ9選

イヤホンジャックから電源供給!コスパが良い高機能なスタイラスペン

GreenBulb ソナーペンは安い価格でありながら、筆圧感知やショートカットボタン、パームリジェクションなどスタイラスペンに必要な全ての機能が備わっている製品です。対応機種は‎iPhone、iPad、Android、Nintendo Switchなど複数デバイスに対応しています。

充電とペアリングは不要でありながら端末に繋いだ瞬間から使えるので、手軽で快適なイラスト制作が可能です。また、対応しているイラストアプリが多いのもポイント。

最新Amazon Fireタブ用ペンでUSI規格対応

USI規格に対応し、専用スタイラスペンでの筆圧感知に対応したAmazon Fire HD 10やFire 11 Max用に作られたスタイラスペン。

USI規格に対応しているため、同様にUSI対応のChromebookでも使えます。

最新Xiaomi Padに対応する設計

Xiaomiから発売されているAndroidタブレット、Xiaomi Pad 6以降のモデルに対応しています。

筆圧感知は8192段階、タッチサンプリングレートも240Hzとハイスペック。ペンのボタンを押すことで様々な機能を呼び出して使うことも出来ます。

安価なタブ向きのペンで上位機に非対応

Xiaomiのエントリー向きブランド、Redmiシリーズに属するスタイラスペンです。Redmi Pad ProとRedmi Pad 2のみに対応しています。

対応のタブレット自体も安価で、組み合わせて買えば安くお絵かきタブレットと筆圧感知ペンを揃えられるのがメリット。なお、タブレットとの接続はBluetoothです。

人間工学に基づいた低遅延スタイラスペン

King Write MR05は最大4096段階の筆圧感知が可能で、線の濃淡を細かく表現できます。対応機種はGalaxy Note、Galaxy Book、Galaxy TabのGalaxy端末で使用可能です。

人間工学に基づいたデザインで、長時間の使用でも疲れにくい設計になっています。さらに、ワコムのEMRテクノロジーを採用しているため、遅延なく線の書き込みができるのも魅力です。

アルミニウム合金でシックなデザイン

Google Pixel TabletとSamsung Galaxy Chromebook 2で動作するスタイラスペンです。パームリジェクション対応で、セットアップをせずに使えます。

素材にアルミニウム合金を採用しているため、磁気吸着するおかげで保管しやすいです。タイプC急速充電で50分間充電すると最大90時間の使用ができるので、長時間の絵を描き続けられます。ただし、Android端末で対応している機種が少ないです。

Galaxy折りたたみスマホ専用スタイラスペン!スマホよりも大画面で描ける

Galaxy折りたたみスマホシリーズ「Z Fold5」「Z Fold6」で使用できるS Penで、Galaxy Sシリーズ用のS Penより先端が柔らかく、折りたたみスマホ専用になっています。

Z Foldシリーズは折りたたみ式のスマホで、持ち運ぶ際はスマホ級、広げるとタブレット級の大画面でお絵かきが楽しめるAndroid。お絵かきだけでなくメモなどを大画面で撮りたい人はセットで買うべきペンです。

XPPenのAndroidタブ専用で感度最高峰

ペンタブメーカーのXPPenから発売されているお絵描きAndroidタブレット、Magic Drawing Pad専用のスタイラスペンです。

お絵かき特化の設計で、タブレットと合わせて使うと16384段階の筆圧感知に対応。他の筆圧感知スタイラスペンより2倍も細かな筆圧感知が可能です。

Galaxy専用!軽くて短いスタイラスペン

Galaxy S21 Ultra 5G専用のスタイラスペン「S Pen」は、スマホでいつでもどこでもイラストが描けます。ペン本体が小さい作りなので、持ち運びやすいです。

ApplePencilと比較しても筆圧感知機能を搭載していながら軽く短いため、より携帯性に優れたコンパクトなスタイラスペンを探している方におすすめ。ただし、Galaxy端末でしか使えないので汎用性は低いです。

まとめ

今回は、おすすめなAndroid対応の筆圧感知スタイラスペンを紹介しました。筆圧感知スタイラスペンは性能にこだわると価格が高くなりますが、値段に見合う描き心地の良さや使いやすさは一度体験すると戻れなくなります。紙に描くのと同じ感覚で絵を描きたい、デジタルイラストメインで描くという方は、性能が良い筆圧感知スタイラスペンがおすすめです。

また当サイトでは、筆圧感知スタイラスペン以外のデジタルイラストで役立つおすすめアイテムを紹介しています。興味がある方は参考にしてください!

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