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サウナでスマートウォッチを使用するメリット

サウナに入る女性
参照元: https://o-dan.net/ja/

メリット
タイマー機能の使用や時間を確認できる
心拍数を確認できる

タイマー機能を使ったり時間を確かめたりできる

サウナ室には通常12分計や砂時計が置かれています。しかし、施設によっては時計類が何も無いところもあるため、スマートウォッチがあると時間が確認できて便利です。

心拍数を確かめられる

サウナ、水風呂、外気浴を繰り返すと「ととのう」という状態が味わえますが、気持ち良くととのうには、心拍数が通常時の2倍になるまでサウナに入ると良いと言われています。心拍数が測れるスマートウォッチを着けていれば、感覚ではなく数値で確認できるのがメリットです。

サウナでスマートウォッチを使用するデメリット

デメリット
故障する場合がある
サウナで壊れるとメーカー保証対象外になる

故障する場合がある

スマートウォッチは高温多湿な環境での使用は推奨されていないため、サウナで使うと壊れる可能性が高いです。熱気や汗で中の機械や部品などが劣化する場合があるので、防水や耐水性能を持たないスマートウォッチをサウナに持ち込むのは避けましょう。

サウナで壊れるとメーカー保証対象外になる

大多数のスマートウォッチはサウナでの使用が推奨されていないため、サウナが原因で故障してもメーカー保証対象外となり交換や無料修理ができません。サウナにスマートウォッチを持ち込む際は、壊れてもいい安いモデルやサウナ専用製品を用意しましょう。

サウナ向けスマートウォッチの選び方

水に浸かる人
参照元: https://o-dan.net/ja/

サウナ向けスマートウォッチを選ぶポイント
シャワーではIPXをチェック
水風呂やお風呂では気圧防水をチェック
耐熱温度の高い商品がおすすめ
常時点灯機能付きだと普段使いで便利
リーズナブルな価格だと試しやすく高コスパ

シャワーへの耐久性はIPXをチェック

スマートウォッチがどの程度水に濡れても耐えられるかは「IPX」の数値で判断が可能です。IPXとは、2003年に国際電気標準会議で定められた基準で0から8等級まで分かれています。最も防水性能が高いのは「IPX8」で、水面下でも使用可能。シャワーを浴びる時もスマートウォッチを着用するならIPX4以上の商品を選びましょう。

等級 保護されている度合い テスト方法
IPX0 水の浸入に対して保護されていない テストなし
IPX1 垂直に落ちてくる水滴による有害な影響はない 200mmの高さから3〜5mm/分の水滴を10分
IPX2 垂直より左右15度内以内からの降雨によって有害な影響はない 200mmの高さから15度の範囲3〜5mm/分の水滴を10分
IPX3 垂直より左右60度内以内からの降雨によって有害な影響はない 200mmの高さから60度の範囲10リットル/分の放水を10分
IPX4 いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響はない 300〜500mmの高さから全方向に10リットル/分の放水を10分
IPX5 いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響はない 3mの距離から全方向に12.5リットル/分30kpaの噴流水を3分
IPX6 いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響はない 3mの距離から全方向に100リットル/分100kpaの噴流水を3分
IPX7 規定の圧力・時間で水中に没しても水が浸入しない 15cm〜1mの水面下で30分間
IPX8 水面下での使用が可能 メーカーと機器の使用者間の取り決めによる

水風呂やお風呂では気圧防水をチェック

スマートウォッチがどの程度の水圧に耐えられるかを表した数値が「ATM」です。一般的なスマートウォッチは「3ATM」、「5ATM」、「10ATM」レベルの商品が多く、着けたまま水風呂に入るなら最低でも5ATMの防水性能が必須です。10ATMのスマートウォッチは、マリンスポーツにも耐えられる防水性を誇りますが値段は高い傾向にあります。

気圧防水の性能 推奨されている環境
3ATM 日常生活での汗や水しぶきに耐えられる防水性能
5ATM 水泳にも耐えられる防水性能
10ATM サーフィンやダイビングでも耐えられる防水性能

耐熱温度の高い商品がおすすめ

スマートウォッチの耐熱温度は高くても60度程度のため、50〜120度近いサウナ室の温度には耐えられません。しかし、少しでも壊れにくいスマートウォッチを選ぶなら、できるだけ耐熱温度の高い商品を選びましょう。中には、高温になると自動で電源が切れるタイプもあるので、購入前にチェックしておきたいポイントです。

常時点灯機能付きだと普段使いで便利

最新のスマートウォッチには、ディスプレイが常時点灯する「AOD(Always On Display)」機能が搭載されているモデルもあります。腕を傾けて画面を点灯させるひと手間が掛からないので、使い勝手が良いです。ただし、照明の暗いサウナ室では、ほかの人の迷惑になってしまう恐れもあるため気をつけましょう。

リーズナブルな価格だと試しやすく高コスパ

リーズナブルな価格のスマートウォッチなら、初めての人でも試しやすいのでおすすめです。5,000円以下ならお手頃といえるでしょう。

高級モデルなら普段使いにも便利

1万円以上する高級スマートウォッチは、モバイルカードやクレジットカード代わりに使える商品も多くあります。サウナだけでなく、日常生活でも使いたい場合は高級モデルもおすすめです。

おすすめメーカー3選

Xiaomi(シャオミ)

 Xiaomiのスマートウォッチ
参照元: https://www.amazon.co.jp/

スマートフォンメーカーとして創業

Xiaomi(シャオミ)は2010年にスマートフォンメーカーとして創業した、中国の総合家電メーカーです。現在もスマートフォンを中心に販売していますが、タブレットやスマートウォッチなどの関連商品も取り扱っています。

サウナで使えるスマートウォッチとしても非常に人気があり、特に高温による強制終了になりにくいのが人気の理由です。また、価格も1万円を超えないため、手に取りやすいのも魅力。

HUAWEI(ファーウェイ)

 HUAWEIのスマートウォッチ
参照元: https://www.amazon.co.jp/

パソコンやタブレットも販売する中華メーカー

HUAWEI(ファーウェイ)は中国の大手通信機器メーカです。パソコンやタブレット、ウェアラブル端末まで幅広いアイテムを取り扱っています。

HUAWEIのスマートウォッチはバッテリーの持ちが良く、1度フル充電すれば14日間使えるところが魅力。また、Androidスマホとの相性も良いため、Androidユーザーにおすすめのメーカーです。

OPPO(オッポ)

OPPOのスマートウォッチ
参照元: https://www.amazon.co.jp/

格安スマホが人気を集める中国のスマホメーカー

OPPO(オッポ)は格安スマホが人気を集めている中国のスマートフォンメーカーです。日本ではオウガ・ジャパン株式会社がOPPO製品の輸入や販売を行なっています。

OPPOのスマートウォッチはリーズナブルなところが魅力。高性能モデルでも1万円以下で購入できるため、安く使いたい人に打って付けのメーカーです。

おすすめランキング比較表

商品名 リンク 最安価格 防水レベル 動作温度 ディスプレイサイズ 防水性能 耐熱性能 基本性能 コスパ
1Xiaomi Smart Band 7 XiaomiXiaomi Smart Band 7 6,990 5ATM 記載無し 1.62インチ 4.5/5.0 4.5/5.0 4.8/5.0 4.3/5.0
2Xiaomi Mi Smart Band 6 XiaomiXiaomi Mi Smart Band 6 5,480 5ATM 0〜45度 1.56インチ 4.5/5.0 4.5/5.0 4.3/5.0 4.5/5.0
3HUAWEI Band 6 HUAWEIHUAWEI Band 6 6,951 5ATM -10〜45度 1.47インチ 4.9/5.0 4.9/5.0 3.8/5.0 4.0/5.0
4Xiaomi Mi Smart Band 5 XiaomiXiaomi Mi Smart Band 5 3,199 5ATM 0〜45度 1.1インチ 4.5/5.0 4.5/5.0 3.5/5.0 4.8/5.0
5Amazfit T-Rex Pro AmazfitAmazfit T-Rex Pro 28,800 10ATM -40〜70度 1.3インチ 5.0/5.0 5.0/5.0 5.0/5.0 1.5/5.0
6OPPO Band Style OPPOOPPO Band Style 4,073 5ATM 記載無し 1.1インチ 4.5/5.0 3.0/5.0 3.2/5.0 4.3/5.0
7GARMIN アウトドアウォッチ Instinct GarminGARMIN アウトドアウォッチ Instinct 28,000 10ATM 記載無し 23 x 23 mm 5.0/5.0 4.8/5.0 4.0/5.0 1.0/5.0

サウナ向けスマートウォッチのおすすめランキング7選

1XiaomiXiaomi Smart Band 7

6,990

★★★★☆4.5
防水性能 4.5耐熱性能 4.5基本性能 4.8コスパ 4.3

1万円以下で買えるAOD機能搭載モデル

サウナー御用達のメーカーでもあるXiaomi製品の中で最も新しいモデルが「Smart Band 7」です。前モデルよりも液晶サイズが25%大きくなり、より見やすくなりました。また、心拍数の計測時間が早くなった点はサウナーにとって嬉しいポイント。常時文字盤が点灯する「AOD」機能も本機種にしか無い特徴です。

さらに、ワークアウトの種類も30種類から110種類に大幅アップ。サウナだけでなく日常生活でも活躍します。ハイスペックでありながら、価格は7,000円前後とお手頃なので、1万円以下でスマートウォッチを探している人におすすめ。

2XiaomiXiaomi Mi Smart Band 6

5,480

★★★★☆4.5
防水性能 4.5耐熱性能 4.5基本性能 4.3コスパ 4.5

水泳でも使える高い防水性能

30種類のエクササイズモードが搭載されたスマートウォッチです。着けたまま水泳もできるほど高い防水性能のため、シャワーや水風呂で壊れる心配がありません。価格も6,000円以下と手頃で、血中酸素濃度も測れます。

「Smart Band 5」よりも画面サイズが大きくなったうえに、全画面ディスプレイにレベルアップしたため画面が見やすくなりました。バンドのカラーもブルーやオレンジなど全6色から選べるのも嬉しいポイントです。

3HUAWEIHUAWEI Band 6

6,951

★★★★☆4.4
防水性能 4.9耐熱性能 4.9基本性能 3.8コスパ 4.0

2週間充電無しで使える強力バッテリー搭載

「HUAWEI Band 6」は、1度の充電で2週間使える強力バッテリーが搭載されたスマートウォッチです。充電が切れてしまった場合も、5分充電すれば2日間は持つためバッテリー切れの心配がありません。価格は1万円以下で手頃に購入できます。

防水性能は5ATMと、水風呂やシャワーの水圧に耐えられる仕様になっています。ただし、熱には強く無いため、サウナ室で使っていると強制的に電源が落ちる場合も。スマートウォッチの上にタオルを巻いて直接熱に晒されない工夫が必要です。また、専用アプリの一部がiPhoneに対応していないため、Androidユーザーにおすすめの1本です。

4XiaomiXiaomi Mi Smart Band 5

3,199

★★★★☆4.3
防水性能 4.5耐熱性能 4.5基本性能 3.5コスパ 4.8

リーズナブルで高性能なエントリーモデル

Xiaomi Mi Smart Bandシリーズの中で最もリーズナブルなスマートウォッチです。4,000円前後で購入できるので、エントリーモデルとしておすすめ。

低価格でもサウナで使うためのスペックは十分に揃っており、50m以下の深さで利用できる5ATMの防水性能を持っています。初めてサウナ向けのスマートウォッチを買う人にぴったりな商品です。

5AmazfitAmazfit T-Rex Pro

28,800

★★★★☆4.1
防水性能 5.0耐熱性能 5.0基本性能 5.0コスパ 1.5

ダイビングにも耐えられる高い防水性能

「Amazfit T-Rex Pro」はアウトドアやハードなスポーツ向けに作られたスマートウォッチです。ダイビングやサーフィンにも耐えられる10ATMの高い防水性能を持ち、-40度から70度の温度に対応しています。

また、メールや電話の着信、音楽の再生や停止など、スマートウォッチとしての機能も十分に備わっているため、日常使いにもぴったり。しかし、価格が約3万円と高額なので壊れてしまった時のダメージは大きいでしょう。

6OPPOOPPO Band Style

4,073

★★★☆☆3.8
防水性能 4.5耐熱性能 3.0基本性能 3.2コスパ 4.3

シーンに合わせて付け替えられる2種類のバンドがセット

「OPPO Band Style」は、フォーマルな場でも違和感無く使えるスタイルタイプと、ワークアウトに便利なスポーツタイプのバンドが2種類セットになったスマートウォッチです。シーンに応じて付け替えられるため、サウナでもオフィスでも使えます。

防水性能は5ATMあるので着けたまま水風呂にも入れるうえに、5,000円以下と高コスパ。しかし、スポーツタイプのベルトだと着けたまま充電できないため、ベルトを外す手間が掛かります。

7GarminGARMIN アウトドアウォッチ Instinct

28,000

★★★☆☆3.7
防水性能 5.0耐熱性能 4.8基本性能 4.0コスパ 1.0

過酷な環境でも使える耐水性

水泳やスノーボートなどの過酷な環境にも対応できる耐水性、耐熱性、耐衝撃機能を備えたスマートウォッチです。防水性能は10ATMとダイビングにも耐えられる防水レベルのため、着けたまま水風呂に入っても安心。

しかし、3万円を超える高価格なので、サウナとしての用途だけでなく、アウトドアやスポーツもする人でないと本製品の機能を持て余してしまうでしょう。また、サウナ室での使用は推奨されていないため、スマートウォッチの上からタオルを巻いて入るのがおすすめです。

サウナでスマートウォッチを着けるときの注意点

サウナ向けスマートウォッチの注意点
サウナでの使用は推奨されていない
スマートウォッチ着用禁止の施設もある

サウナでの使用は推奨されていない

サウナと桶とタオル
参照元: https://o-dan.net/ja/

残念ながら現在発売されているスマートウォッチの中に、サウナ室での使用を推奨している商品はありません。防水性能が高いスマートウォッチでも、サウナ室の熱に耐えられないからです。サウナ室でスマートウォッチを着ける場合は、故障する可能性もあると理解して自己責任で着用しましょう。また、スマートウォッチの上にタオルを巻いて入ると、直接熱が当たらないので壊れにくくなりますよ。

スマートウォッチ着用禁止の施設もある

STOP
参照元: https://www.amazon.co.jp/

施設によってはスマートウォッチの着用を禁止している場合があります。盗撮を疑われるときもあるので、施設側のルールはしっかり守って気持ち良くサウナに入りましょう。

まとめ

今回はサウナ向けスマートウォッチを7種類ご紹介しました。今はまだサウナ室での使用を推奨しているスマートウォッチはありませんが、サウナブームに伴って発売されるのを願っています。

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