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ポータブルクーラーとは
参照元: https://www.amazon.co.jp/
工事不要で持ち運びもできる小型エアコン
「ポータブルクーラー」とは、工事不要ですぐに使えて、持ち運びも可能な小型エアコンです。AC電源や車のシガーソケット、USBなどさまざまな電源から給電できるのもポイント。
壁掛けエアコンや室外機を設置できない部屋のほか、車中泊用のクーラーとしても活躍します。
スポットクーラーとの違いは車中泊で使えるかどうか
用途が似たアイテムとして、「スポットクーラー」という商品もあります。スポットクーラーも工事不要で使える冷房器具ですが、重さが25kg以上ある商品が多く、持ち運びには向きません。
車中泊やアウトドアでの使用が目的なら、持ち運びやすいサイズの「ポータブルクーラー」がおすすめです。
ポータブルクーラーのデメリット・注意点
参照元: https://www.photo-ac.com/
冷房性能はエアコンに劣る
ポータブルクーラーは冷たい空気を送り出すアイテムですが、一般的な壁掛けエアコンほどの冷房能力はありません。冷却効果を上げたい場合は、室内の空気を循環させるサーキュレーターとの併用がおすすめです。
運転音が大きい
ポータブルクーラーには室外機が無く、モーターや排熱口が本体に内蔵されています。そのため、稼働音が大きくなりがちなのは気になるポイント。就寝時に使う場合は、騒音レベルを示す「dB(デシベル)」ができるだけ小さいモデルを選びましょう。
タンクの排水が必要なモデルも
除湿機能を備えたポータブルクーラーは、内部タンクに水を溜めるタイプが主流。そのため、タンクの水を定期的に排水する必要があります。
一方、水を蒸発させて排気ダクトから放出する「ノンドレン式」の商品なら水を捨てる手間がかからないので、楽に使いたい方はぜひチェックしてください。
おすすめ人気ランキング比較表
商品名 | リンク | 最安価格 | 冷房能力 | 重さ | 冷房能力の高さ | 機能の豊富さ | 設置の簡単さ | 持ち運びやすさ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | アイリスオーヤマアイリスオーヤマ ポータブルクーラー IPP-2222G | 37,800 | 2.0kW | 24kg | 5.0/5.0 | 5.0/5.0 | 5.0/5.0 | 3.0/5.0 | |
2 | ナヴィックナヴィック クレシード クレクール3 CLECOOLIII-W | 25,800 | 0.8kW | 13.2kg | 4.0/5.0 | 4.5/5.0 | 3.0/5.0 | 5.0/5.0 | |
3 | シロカシロカ ポータブルクーラー SY-D151 | 39,820 | 0.35kW | 6.5kg | 2.5/5.0 | 4.5/5.0 | 4.0/5.0 | 5.0/5.0 | |
4 | ナカトミナカトミ ポータブルミニクーラー PMC-8A | 18,980 | 0.33kW | 12kg | 2.5/5.0 | 3.5/5.0 | 4.0/5.0 | 5.0/5.0 | |
5 | アイリスオーヤマアイリスオーヤマ スポットクーラー ISAC-0802 | 69,800 | 1.6kW | 26kg | 4.5/5.0 | 4.0/5.0 | 3.0/5.0 | 3.0/5.0 |
ポータブルクーラーの選び方
サイズや重さで選ぶ
参照元: https://www.siroca.co.jp/
屋外用なら軽量・小型モデルが便利
車内やアウトドアでポータブルエアコンを使用するなら、携帯性を重視して選ぶのがおすすめ。10kg前後の軽量タイプであれば、大人ひとりで持ち運べます。
室内用なら冷房性能を優先して大きめのモデル
自宅で使うなら、より涼しさを感じられる大きめのポータブルエアコンがおすすめです。20kg程度の重さがあっても、キャスターが付いていれば移動も難しくありません。
給電方法で選ぶ
参照元: https://www.photo-ac.com/
冷却能力が高いAC電源タイプ
AC電源式は、コンセントに繋いで使用するタイプで、冷却能力に優れているのが特徴。ポータブル電源を用意すれば、室内だけでなく屋外でも使用可能です。
車中泊で使用するならシガーソケットタイプ
ポータブルクーラーを車中泊で使用するなら、車のシガーソケットから給電できるタイプがおすすめです。AC電源とシガーソケットの両方に対応したモデルはキャンプ場のテントでも使えるため、アウトドア好きの方はぜひチェックしてみてください。
卓上で使うならUSB充電タイプ
USB給電式のポータブルクーラーは、モバイルバッテリーからの給電が可能で、好きな場所で使用できるのが特徴。コンパクトなモデルが多く、オフィスや自室の机に設置して使いたい方におすすめです。
冷房能力で選ぶ
参照元: https://www.amazon.co.jp/
1.5kW以上あれば車内全体を涼しくできる
ポータブルクーラーの冷房能力は「kW(キロワット)」で表記されます。車内や狭い部屋全体を涼しくするなら1.5kW以上、足元や下半身などピンポイントで冷却するなら300〜500Wを目安に選びましょう。
ダクトで選ぶ
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狭い空間で使うなら排気ダクトは必須
排気ダクトは、熱を外に出して室温の上昇を抑える役割があります。ダクトを付けていないと排熱がそのまま部屋に放出されるため、部屋の温度が上がってむしろ暑くなってしまう場合も。特に、車内やトイレなど狭い空間で使うなら排気ダクトは必須です。
ポータブルクーラーのおすすめメーカー3選
アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマは、生活家電やインテリア、園芸用品を扱うメーカーです。冷房機能だけでなく、暖房機能が搭載されたポータブルクーラーも販売。通年で使えるモデルを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
シロカ
シロカは、生活家電を中心に販売している日本の電機メーカーです。シロカのポータブルクーラーは、本体がわずか6.5kgと、非常に軽いのが特徴。手軽に持ち運びできるので、屋外への持ち運びにも最適です。
ナカトミ
ナカトミは、冷暖房器具を中心に製造販売するメーカー。ポータブルクーラーは、パワフルな冷房能力を備えた中型モデルから、車中泊にぴったりな小型モデルまで、幅広いタイプを販売しています。
ポータブルクーラーのおすすめランキング5選
1アイリスオーヤマアイリスオーヤマ ポータブルクーラー IPP-2222G
37,800 |
★★★★☆4.5 |
冷房能力の高さ 5.0機能の豊富さ 5.0設置の簡単さ 5.0持ち運びやすさ 3.0 |
冷房能力 | 2.0kW〜2.2kW | 重さ | 24kg |
冷房能力最強!ノンドレン方式で排水も不要
冷房能力が2.0kW以上と高く、真夏にも活躍する人気のアイテム。水を蒸発させて排熱ダクトから放出する「ノンドレン方式」を採用していて、タンクの水を捨てる手間が掛かりません。
また、窓パネル付きで手軽に設置できるのも便利なポイント。除湿やおやすみ運転、内部洗浄といった便利な機能も搭載されていて、多機能ながら価格は3万円台とコストパフォーマンスが抜群です。
2ナヴィックナヴィック クレシード クレクール3 CLECOOLIII-W
25,800 |
★★★★☆4.1 |
冷房能力の高さ 4.0機能の豊富さ 4.5設置の簡単さ 3.0持ち運びやすさ 5.0 |
冷房能力 | 0.8kW | 重さ | 13.2kg |
除湿や加湿もできる多機能モデル
冷房以外に除湿、加湿、空気清浄機能も兼ね備えた万能なポータブルクーラー。部屋干しや結露対策の除湿など、通年で使えるのもメリットです。
冷房能力は800Wで、真夏の日中には物足りないですが、車中泊用のクーラーとしては十分に活躍します。
3シロカシロカ ポータブルクーラー SY-D151
39,820 |
★★★★☆4.0 |
冷房能力の高さ 2.5機能の豊富さ 4.5設置の簡単さ 4.0持ち運びやすさ 5.0 |
冷房能力 | 0.35kW | 重さ | 6.5kg |
重量わずか6.5kg!車中泊にもおすすめ
重さがわずか6.5kgと、最軽量クラスのポータブルクーラー。手軽に持ち運べるため、車中泊の多い方におすすめです。
また、除湿機能を備えていて、部屋干しや結露対策にも活躍。ただし、タンクの容量が1Lと小さく4〜5時間ほどでいっぱいになるため、こまめな排水が必要です。
4ナカトミナカトミ ポータブルミニクーラー PMC-8A
18,980 |
★★★☆☆3.8 |
冷房能力の高さ 2.5機能の豊富さ 3.5設置の簡単さ 4.0持ち運びやすさ 5.0 |
冷房能力 | 0.33kW〜0.37kW | 重さ | 12kg |
持ち運びしやすくキャンプでも活躍
取っ手付きで持ち運びやすいポータブルクーラー。ポータブル電源に繋げば屋外でも使えて、キャンプや車中泊で重宝します。
また、150cmまで伸びる排熱用ダクトも便利なポイント。ただし、冷房能力は300Wほどと低く、足元を冷やすなど、ピンポイントで風に当たる使い方に向いています。
5アイリスオーヤマアイリスオーヤマ スポットクーラー ISAC-0802
69,800 |
★★★☆☆3.6 |
冷房能力の高さ 4.5機能の豊富さ 4.0設置の簡単さ 3.0持ち運びやすさ 3.0 |
冷房能力 | 1.6kW〜1.8kW | 重さ | 26kg |
ピンポイントで効率良く冷却する室内向けモデル
冷風ダクトからピンポイントに風を送り、効率良く冷却できる1台です。冷房能力にも優れていて、6畳ほどの部屋を涼しくできます。
また、3Lの大容量タンクが備わっていて、水を捨てる回数が少ないのも便利なポイント。一方、重量が26kgと重く持ち運びづらいため、自宅での使用に向いています。
ポータブルクーラーが冷えないときの対策
窓パネルを設置して排気ダクトを外に出す
ポータブルクーラーが涼しく感じない原因のひとつは、排熱による室温の上昇が挙げられます。排気ダクトを取り付けて熱を屋外に排出すれば、冷却効果がアップしますよ。
ただし、窓を開けてダクトを外に出すだけでは室内に外気が入ってきてしまい、十分な冷却効果を感じられません。窓パネルを使用して、ダクトだけ外に出せるよう工夫しましょう。
また、室内機と室外機が別々になった商品なら、DIYなしで手軽に使えます。
排気ダクトを断熱材で覆う
排熱によってダクト自体が熱を持ってしまうのも、ポータブルクーラーで冷えない原因のひとつ。ダクトの周りを断熱材で覆うと、熱が抑えられて冷却効果を十分に実感できます。特に、車中泊をする人は試してみてください。
ポータブルクーラーの電気代は?
参照元: https://www.photo-ac.com/
500Wの中型モデルを8時間使用すると約140円
電気代の値上がりが続いている昨今、冷房器具の電気代も気になりますよね。家電製品の電気代は、「消費電力(W)×使用時間×電気料金単価」で決まります。
ポータブルクーラーの消費電力は、コンパクトモデルで200〜350W、中型モデルで500〜650Wほどが一般的。500Wの製品を8時間使用した場合の電気代は、およそ138円となります。※電気料金単価は全国平均の「1kWhあたり34.73円」で計算しています。
まとめ
ポータブルクーラーは、エアコンが設置できない部屋でも手軽に使えて、車中泊やキャンプにも持って行ける便利なアイテムです。お気に入りのポータブルクーラーを見つけて、暑い夏を快適に過ごしましょう!
また、キャンピングカーのような大きい車には「窓用エアコン」もおすすめです。ポータブルクーラーよりも冷却性能が優れているので、ぜひ合わせて検討してみてください。
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