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藤田 ゆか 記事一覧

家電専門ライター/ECナビ比較 生活家電担当

一人暮らしを4年、二人暮らしを6年経験し、ライフステージに応じた家電選びを探求してきた専業ライター。掃除機やヒーター、エアコンなど生活家電を専門とし、これまでに比較検討した掃除機は100台を超える。自身の生活を通じて、購入した掃除機が重すぎて使いづらく買い替えた経験から「必要なのは多機能よりも、暮らしに寄り添う使いやすさ」であると痛感。以降は、ユーザー視点を大切にした検証を重ねている。

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防振双眼鏡のメリット・デメリット

双眼鏡の手ぶれ補正
参照元: https://www.amazon.co.jp/

メリット:高倍率でも手ブレせず推しを追いかけられる

良い点
高倍率でもブレにくく広いコンサート会場で活躍
動く被写体も安定して捉えられる

双眼鏡は、倍率が高いほど手ブレも大きくなるのが悩み。防振機能があれば、10倍以上の高倍率でもブレにくく視界が安定します

また、被写体に合わせて目線を動かしたいときも防振機能が活躍。アイドルのコンサートやスポーツ観戦など、動きが早いシーンにぴったりです。

デメリット:価格の高さと重量に注意

悪い点
安いモデルでも5万円台と価格が高い
電池やモーターの分、本体が重くなる

双眼鏡の中でも高度な技術を搭載した防振双眼鏡は、安くても5万円台と一般的な双眼鏡に比べて高価なのがネック。しかし、見やすさの点では間違いなくクオリティを高めてくれる機能です。

また、防振機能のためのモーターや電池が搭載されていて、本体が重くなるのも注意ポイント。長時間使用する際は、幅広のストラップを併用して首や肩への負担を和らげましょう。

おすすめ商品比較表

商品名 リンク 最安価格 ポイント 倍率 レンズ口径 重量 オートオフ機能 映りの良さ 防振性能の高さ 価格の安さ 携帯性の高さ
1ケンコー 防振双眼鏡 Vc Smart 407059 ケンコーケンコー 防振双眼鏡 Vc Smart 407059 71,800 東京ドームでも表情がしっかり見える!14倍でブレない防振双眼鏡 14倍 30mm 462g なし 5.0/5.0 5.0/5.0 4.5/5.0 4.0/5.0
2ビクセン 防振双眼鏡 ATERA II 11514 ビクセンビクセン 防振双眼鏡 ATERA II 11514 73,800 利用シーンに合わせて選べる2種類の防振モード 12倍 30mm 422g 90分 5.0/5.0 4.5/5.0 4.5/5.0 4.0/5.0
3ケンコー 防振双眼鏡 VC Smart 407028 ケンコーケンコー 防振双眼鏡 VC Smart 407028 84,800 揺れの大きさを検知して自動でモード切り替え 10倍 30mm 533g なし 5.0/5.0 5.0/5.0 4.0/5.0 3.5/5.0
4ケンコー 防振双眼鏡 VC Smart 031964 ケンコーケンコー 防振双眼鏡 VC Smart 031964 44,768 長時間構えていても疲れない軽量さが魅力 8倍 21mm 398g 10分 4.0/5.0 4.0/5.0 5.0/5.0 4.5/5.0
5キヤノン 双眼鏡 BINCULARS IS キヤノンキヤノン 双眼鏡 BINCULARS IS 51,561 低倍率&手ブレ補正で視界の安定感がピカイチ 8倍 20mm 430g 5分 4.0/5.0 4.5/5.0 5.0/5.0 4.0/5.0

防振双眼鏡の値段相場

相場は10万円、安いモデルは5万円台から購入できる

防振双眼鏡の相場は10万円ほどですが、最近では5万円台から購入できるエントリーモデルも増えています。

5万円台のモデルはレンズが小さめで、「とにかく軽さ重視」の方におすすめ。明るい野外や劇場での使用に向いています。

7万円台のモデルは「明るいレンズと適度な軽さ」を両立したバランス型。薄暗いライブ会場でも視界がくっきり見え、失敗が少ない価格帯です。

安い防振双眼鏡の選び方

防振機能付きなら10倍以上の高倍率でもブレずに見える

双眼鏡を覗く女の子
参照元: https://www.photo-ac.com/

双眼鏡を覗いたとき、どのくらい大きく見えるかを表すのが「倍率」です。客席からステージまでの距離が100mの場合、10倍の双眼鏡を使うと10mの近さから見る大きさになります。

防振機能があれば、高倍率でも手ブレ補正されるのが大きなメリット。ドームやスタジアム、アリーナといった大規模な会場で使用したい方は、10倍〜14倍を目安に選びましょう。

長時間使うなら防振機能のオートオフ間隔は60分以上

防振双眼鏡は、電池の消耗を抑えるために一定時間が経つと防振機能が自動でオフになる「オートパワーオフ機能」が搭載されています。オフになるまでの時間は5分〜90分とさまざまです。

コンサートやスポーツ観戦で使用するなら、60分以上連続で運転するモデルがおすすめ。また、長時間使用のためにあえてオートオフ機能を無くしたモデルもあります

口径が大きいと暗い場所でも明るく見える

双眼鏡の明るさは口径の大きさによって変わります。明るい場所なら気になりませんが、薄暗いコンサート会場や夜の屋外で使用する場合は明るさもチェックしましょう

本記事では口径30mm以上のモデルも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

防振双眼鏡は狭い範囲をピンポイントで見るのが得意

双眼鏡を覗く女の子
参照元: https://pixabay.com

双眼鏡を覗いたときに見える範囲の広さを「見かけ視界」と言います。防振双眼鏡は、広い範囲を見るよりも対象をピンポイントでじっくり見るのに特化していて、見かけ視界は40〜50度が目安です。

長時間使用するなら500g以下がおすすめ

ライブやスポーツ観戦で長時間双眼鏡を使用するなら、重さにも注目して選びましょう。防振双眼鏡は手ブレ補正ユニットが入っている分、重くなりやすいのが注意ポイント。

本記事では、約400gの軽量モデルも紹介しています。また、幅広のストラップを併用すると首の負担を和らげられますよ。

安い防振双眼鏡のおすすめメーカー3選

ケンコー(Kenko)

ケンコーは、カメラレンズや双眼鏡などの光学製品を販売する大手メーカーです。ケンコーの防振双眼鏡はやや高めの価格帯ですが、8倍や10倍なら5万円台から手に入ります。

視界のクリアさやブレにくさはピカイチで、品質にこだわって選びたい方へおすすめです。

ビクセン(Vixen)

ビクセンは、天体望遠鏡で国内シェアトップを誇る日本の総合光学機器メーカーです。防振双眼鏡は、420gほどの軽さで長時間のライブや移動の多い旅行でも負担になりません。

また、2種類の防振モードを使い分けられて、止まっている対象も動くアーティストも快適に追いかけられます。

キヤノン(canon)

キヤノンは、カメラやプリンタ、双眼鏡などの精密機器を扱うメーカーです。キヤノンの防振双眼鏡は、丸みを帯びたフォルムとコンパクトさが特徴。

長年培った技術力による高性能な手ブレ補正機能を搭載していて、安定した視界でライブやスポーツを楽しめます。

安い防振双眼鏡のおすすめ5選

1ケンコーケンコー 防振双眼鏡 Vc Smart 407059

71,800

★★★★☆4.6
映りの良さ 5.0防振性能の高さ 5.0価格の安さ 4.5携帯性の高さ 4.0

倍率 14倍 レンズ口径 30mm
重量 462g オートオフ機能 なし

東京ドームでも表情がしっかり見える!14倍でブレない防振双眼鏡

今回ご紹介する中で最も高倍率な14倍の双眼鏡。東京ドームの天井席(ステージから遠い席)でも、しっかりと演者の動きや表情を堪能できます。

また、自動で防振が切れるオートオフ機能を無くし、スイッチを入れ直さずに長時間使えるのも便利なポイント。高倍率で価格は7万円台と、コストパフォーマンスに優れたアイテムです。

2ビクセンビクセン 防振双眼鏡 ATERA II 11514

73,800

★★★★☆4.5
映りの良さ 5.0防振性能の高さ 4.5価格の安さ 4.5携帯性の高さ 4.0

倍率 12倍 レンズ口径 30mm
重量 422g オートオフ機能 90分

利用シーンに合わせて選べる2種類の防振モード

表情まで堪能できる倍率12倍の防振双眼鏡。2種類の防振モードを搭載していて、動くものを追いかけるときは小刻みな震えを抑える「V1モード」、止まっているものをじっくり見たいときは大きな揺れを吸収する「V2モード」をシーンに合わせて使い分けられます。

また、レンズ口径が30mmと大きく、薄暗いコンサート会場でもはっきりと明るく見えるのもメリットです。12倍の高倍率ながら、約420gと比較的軽量で持ち運びにも適しています。

3ケンコーケンコー 防振双眼鏡 VC Smart 407028

84,800

★★★★☆4.4
映りの良さ 5.0防振性能の高さ 5.0価格の安さ 4.0携帯性の高さ 3.5

倍率 10倍 レンズ口径 30mm
重量 533g オートオフ機能 なし

揺れの大きさを検知して自動でモード切り替え

双眼鏡が大きな揺れと微細な揺れを検知して、自動で設定する「防振モード自動選択機能」が大きな特徴。常に最適な防振モードに切り替え、安定した視界をキープします。

また、防振機能のオートオフ機能を無くした点も注目したいポイント。長時間のライブやスポーツ観戦、野鳥観察中に、何度も電源を入れ直す必要がありません。

4ケンコーケンコー 防振双眼鏡 VC Smart 031964

44,768

★★★★☆4.4
映りの良さ 4.0防振性能の高さ 4.0価格の安さ 5.0携帯性の高さ 4.5

倍率 8倍 レンズ口径 21mm
重量 398g オートオフ機能 10分

長時間構えていても疲れない軽量さが魅力

わずか398gと最軽量クラスの防振双眼鏡。ペンライトやうちわを持ちながら片手で構えていても腕が疲れません。

また、明るい視界をキープするフルマルチコートや、接眼レンズの汚れを防止する撥水コートといった基本機能も充実。

ただし、防振機能のオートオフが約10分で発動するため、コンサートであれば2〜3曲ごとに電源を入れ直す必要があります。

5キヤノンキヤノン 双眼鏡 BINCULARS IS

51,561

★★★★☆4.4
映りの良さ 4.0防振性能の高さ 4.5価格の安さ 5.0携帯性の高さ 4.0

倍率 8倍 レンズ口径 20mm
重量 430g オートオフ機能 5分

低倍率&手ブレ補正で視界の安定感がピカイチ

5万円台で購入できるコンパクトな防振双眼鏡です。キヤノンが誇る高性能な手ブレ補正機構により、移動による細かい震えから、呼吸に伴うゆっくりした揺れまで効果的に補正します。

ただし、オートパワーオフ機能が5分で発動するため、没入したいライブや舞台には向きません。こまめに防振機能をオンオフする「スポーツ観戦」や「旅行での景色確認」におすすめです。

安くてブレない低倍率な双眼鏡もチェック

今回は5〜8万円台で購入できる安い防振双眼鏡を紹介しましたが、さらに予算を抑えたい方には、少し倍率を下げた双眼鏡がおすすめです。

6〜8倍以下の双眼鏡なら防振機能がなくても手ブレが少なく、安定した視界をキープできますよ。1万円台で手に入るモデルも揃っているので、高倍率にこだわらない方はこちらもチェックしてみてください。

倍率 6倍 見かけ視界 49.8度
レンズ口径 30mm 重量 450g

5000円台で手に入る低倍率×多機能モデル

低倍率で手ブレしにくい倍率6倍の双眼鏡。薄暗い場所でも明るく見える30mmのレンズ口径、メガネを掛けたまま使えるロングアイレリーフ、防水性能も備えていて価格は5000円台と、コストパフォーマンスが抜群です。

コンサートはもちろん、バードウォッチングや観劇、スポーツ観戦など幅広い用途で活躍します。

倍率 5倍 見かけ視界 52.5度
レンズ口径 21mm 重量 220g

わずか220gと軽量で子ども用にもおすすめ

倍率5倍のコンパクトな双眼鏡です。大きく拡大はできませんが、小〜中規模会場での観劇や、運動会、動物園といったレジャーで活躍します。

また、約220gと非常に軽量なため、子ども用が使うときも便利です。

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