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東 理保 記事一覧

キッチン家電ライター|ECナビ比較 キッチン・生活家電担当

一人暮らし歴10年。「自炊は頑張るものじゃない」がモットーの、面倒くさがりな料理好き。節約と料理が好きで自炊を始めるも、仕事で疲れた日はキッチンに立つ気力もなく、コンビニ弁当に頼っては罪悪感を抱える日々。そんなジレンマを「時短調理家電」で解決し、現在はキッチン家電を使った「楽ちん自炊」を日々研究している。専門家ではない「面倒くさがりな自炊仲間」として、リアルな視点であなたの生活にフィットするキッチン家電を紹介している。

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おすすめ商品比較表

商品名 リンク 最安価格 ポイント サイズ 生ごみ処理量 稼働音 機能
伝然 ナクスル 家庭用生ごみ処理機 ハイブリッド式 伝然伝然 ナクスル 家庭用生ごみ処理機 ハイブリッド式 111,375 静音性と脱臭装置にこだわった1台 幅:385mm
奥行き:430mm
高さ:580mm
1日あたり1~1.5kg 30dB以下 脱臭
除湿
全自動処理
自動省エネモード
イーナチュレ Reencle Prime 家庭用 生ごみ処理機 ハイブリッド式 イーナチュレイーナチュレ Reencle Prime 家庭用 生ごみ処理機 ハイブリッド式 99,000 センサーでフタが開閉するため手を汚さず捨てられる 幅:331mm
奥行き:305mm
高さ:467mm
1日あたり1.7kg 27dB以下 センサー自動開閉
強力悪臭除去
イーナチュレ Reencle Gravity 家庭用 生ごみ処理機 ハイブリッド式 イーナチュレイーナチュレ Reencle Gravity 家庭用 生ごみ処理機 ハイブリッド式 135,000 2.5kg対応!大家族向け高性能モデル 幅:318mm
奥行き:338mm
高さ:522mm
1日あたり2.5kg 24dB以下 センサー自動開閉
強力悪臭除去
投入量センサー感知
GL PLUS Barimi 生ごみ処理機 ハイブリッド式 GL-020K GL PLUSGL PLUS Barimi 生ごみ処理機 ハイブリッド式 GL-020K 132,000 半永久的に使えてメンテナンスの手間が掛からない 幅:320mm
奥行き:460mm
高さ:670mm
1日あたり2kg 35.5dB 脱臭・除菌
除湿
全自動節電モード
HURIEN 家庭用生ごみ処理機 ハイブリッド式 HD-N100 HURIENHURIEN 家庭用生ごみ処理機 ハイブリッド式 HD-N100 110,000円 110,000 ペットの糞も処理できる強力脱臭システムを採用 幅:250mm
奥行き:400mm
高さ:540mm
1日あたり1.7kg 30dB以下 強力脱臭システム

ハイブリッド式生ごみ処理機のメリット

バイオ式と乾燥式の長所を掛け合わせた仕組み
生ごみをただ乾燥させるのではなく、栄養豊富な堆肥に変える
微生物と強力フィルターのWパワーで、不快な臭いを元から断つ

バイオ式と乾燥式のいいとこ取り

ハイブリッド式生ごみ処理機の最大のメリットは、バイオ式と乾燥式それぞれの長所を掛け合わせている点。まず、微生物が食材の残りカスや野菜の皮などをしっかり分解し、臭いの原因となるアンモニアや硫化水素などの発生を抑えます。

さらに、その分解活性を温風やヒーターでアシスト。通常のバイオ式よりも処理スピードが速く、乾燥式のように水分を飛ばすだけでは終わらないため、処理後も豊かな有機物として堆肥化できます。

微生物と強力フィルターにより不快な臭いを抑える

ハイブリッド式生ごみ処理機は、強力な脱臭フィルターや活性炭、密閉構造などが備わっていることが多く、臭いはもちろん、虫の発生リスクや排気の不快感も軽減できます。

さらに、乾燥式に比べてエネルギー効率の良いモデルが多く、日々の電気代を抑えられるという利点も。1台あれば、臭いや手間といった、日常の生ごみ処理におけるストレスを軽減できますよ。

ハイブリッド式生ごみ処理機のデメリット

10万円を超える高価な初期費用
バイオ基材の補充をはじめ定期的なメンテナンスが必要な場合もある

10万円以上と高価なモデルが多い

ハイブリッド式生ごみ処理機のデメリットは、一般的な乾燥式の生ごみ処理機に比べて高く、10万円を超えるモデルも珍しくありません。次にご紹介する、助成金制度を活用して、導入コストを抑えられるように工夫しましょう。

消耗品やメンテナンスの手間が掛かる場合も

ハイブリッド式生ごみ処理機は、嫌な臭いを抑えたり、堆肥にしたりといった便利な機能がある分、メンテナンスや消耗品があるモデルもあります。バイオ基材の補充や活性炭フィルターの交換、撹拌機構の点検などが定期的に必要な場合があるため、ランニングコストや手間もチェックしておきましょう。

助成金についてチェックしよう

ハイブリッド式の生ごみ処理機は本体価格が高めだからこそ、自治体の住宅用生ごみ処理機導入助成金(補助金)制度を活用することで、実質的な負担を軽減できる可能性があります。

例えば、お住まいの市区町村が「本体費用の1/2を補助」「上限2万円まで」といった条件を設けているケースがほとんどです。購入を検討するときには「お住まいの市区町村名 + 生ごみ処理機 助成金」で検索し、最新の助成金の実施状況や補助率、申請手順を調べましょう。

ハイブリッド式生ごみ処理機の選び方

生ごみを捨てている様子
参照元: https://item.rakuten.co.jp

容量は「家族の人数×300g」が目安

1人あたり1日約200~300gの生ごみが出るといわれているため、例えば4人家族なら、300g×4=1,200gになり、1kg前後の処理能力があるモデルを目安にするのがおすすめです。ハイブリッド式では、1日あたりの生ごみ処理量が書かれているモデルも多いため、家族人数をもとに余裕をもって選ぶのがポイントになります。

静音性が気になるなら30dB以下を目安に選ぶ

生ごみ処理機を屋内に設置する場合、騒音は見逃せないポイントです。目安として30 dB以下かをチェックしましょう。

例えば、就寝時の静かな環境が約30dB程度とされていて、30dB以下なら「ささやき声程度の音」ともいわれています。夜間に稼働させたい、キッチンに置きたい、という家庭でも安心できますよ。

バイオ基材の交換の有無をチェック

モデルによって、バイオ式処理をサポートするためのバイオ基材や、脱臭フィルターの交換が必須です。交換が必要な場合は、1年ごと、9〜12ヶ月毎など、モデルによってサイクルが異なり、その都度バイオ基材を購入する必要があります。

逆に、交換不要であったり、長寿命フィルター搭載を売りにしていたりするモデルもあるので、初期導入時だけでなく、5年~10年先まで見据えて年間維持費も比較するのが選び方のポイントです。

ハイブリッド式生ごみ処理機の値段相場

約10万円〜約15万円で手に入る

ハイブリッド式生ごみ処理機の本体価格は、おおよそ10万円〜15万円が相場となっています。上位モデルでは10万円を超える価格帯も珍しくありませんが、静音性能や脱臭機能、処理量といったスペックを考えれば、十分検討する価値がある価格帯といえます。初期費用は高くなってしまいますが、手間や臭いが気になる毎日の生ごみ処理を楽にしてくれますよ。

みんなの予算は?

ハイブリッド式生ごみ処理機のおすすめメーカー3選

伝然

伝然は、家庭用生ごみ処理機の企画や販売を中心に行っているメーカー。主力商品であるナクスルのアイテムは、ハイブリッド式を採用していて、手間、臭い、音、電気代の4つの課題を解消する設計が特徴。日本だけでなく、中国や韓国、マレーシア、カナダなど世界中で販売実績があります。

イーナチュレ

イーナチュレは、生ごみ処理機を展開する企業で、ハイブリッド式を採用するブランド「Reencle」を主力としています。家庭用だけでなく、業務用も展開していて、用途や規模に合わせて選べるのも特徴です。また、脱臭や静音にもこだわって設計されていて、面倒な生ごみの処理を快適に行うことができます。

GL PLUS

GL PLUSは、韓国を拠点とする生ごみ処理機の設計や製造を手がける企業。家庭から出る生ごみを資源や堆肥へと変える循環型技術に注力しています。その取り組みから、食品廃棄物削減や資源循環の貢献が認められて、韓国内の国際環境エネルギー産業展にて表彰を受けたという実績もあります。

ハイブリッド式生ごみ処理機のおすすめ5選

サイズ 幅:385mm
奥行き:430mm
高さ:580mm
生ごみ処理量 1日あたり1~1.5kg
稼働音 30dB以下 機能 脱臭
除湿
全自動処理
自動省エネモード

静音性と脱臭装置にこだわった1台

微生物(酵素)や熱の力により、生ごみを炭酸ガスや水に分解するのが特徴。生ごみを投入すると、自動で攪拌・乾燥が行われて、素早く肥料状の土に変わります。生ごみの体積が大幅に減るうえ、臭いもほぼ発生しません。

また、3層構造の強力な脱臭装置と、処理音30dB以下(※)の静音設計といった高性能さも魅力。室内で使っても臭いや運転音が気にならないため、夜間に使いたい家庭にもおすすめです。

※静かな公園のノイズレベル

サイズ 幅:331mm
奥行き:305mm
高さ:467mm
生ごみ処理量 1日あたり1.7kg
稼働音 27dB以下 機能 センサー自動開閉
強力悪臭除去

センサーでフタが開閉するため手を汚さず捨てられる

生ごみはもちろん、ペットの糞も処理することができて、約24時間で堆肥化する全自動タイプ。1日に約1.7kgの生ごみまで投入できるため、自炊をよくする家庭におすすめ。

フタは足元センサーで自動開閉するので、手を汚さずに投入できます。開口部が広い作りになっていて、本体が汚れにくいのも嬉しいポイント。

サイズ 幅:318mm
奥行き:338mm
高さ:522mm
生ごみ処理量 1日あたり2.5kg
稼働音 24dB以下 機能 センサー自動開閉
強力悪臭除去
投入量センサー感知

2.5kg対応!大家族向け高性能モデル

先ほどご紹介したしたReencle Primeから、さらに容量を大きくし、高性能化したモデル。1日最大約2.5kgもの生ごみを処理できるうえ、投入した生ごみは約24時間で堆肥化されるので、大家族にぴったりです。

4段階方式の強力脱臭フィルターを搭載し、動作音も約24dB以下(※)と非常に静かなので、生ごみの量が多くても室内で臭いや騒音を気にせず使えます。フタの自動開閉や投入量を測るセンサーなど利便性も高く、大量の生ごみ処理を手間なくしたい方に適したハイエンドモデルです。

※冷蔵庫よりも静かな処理音

サイズ 幅:320mm
奥行き:460mm
高さ:670mm
生ごみ処理量 1日あたり2kg
稼働音 35.5dB 機能 脱臭・除菌
除湿
全自動節電モード

半永久的に使えてメンテナンスの手間が掛からない

微生物による発酵分解と乾燥機能を組み合わせていて、初回に付属の専用微生物基材と水をセットすれば、その後は生ごみを追加投入するだけで半永久的に分解処理が続きます。

3段階ハイブリッド脱臭装置と除湿機能を備えていて、嫌な臭いも徹底的に抑制できるのもメリットのひとつ。ただし、紹介した生ごみ処理機の中でも高さがあるので、設置スペースを十分に確保する必要があります。

サイズ 幅:250mm
奥行き:400mm
高さ:540mm
生ごみ処理量 1日あたり1.7kg
稼働音 30dB以下 機能 強力脱臭システム

ペットの糞も処理できる強力脱臭システムを採用

悪臭のもととなる物質を分解する強力脱臭システムを採用しているため、生ごみはもちろん、ペットの糞の臭いも気にせず処理できる1台。約24時間で堆肥化できて、生ごみのかさを減らすことができます。

堆肥を取り出す頻度は、毎日1.7kgの生ごみを投入していた場合で1か月のため、お手入れも簡単にできますよ。

ハイブリッド式生ごみ処理機についてのQ&A

Q1.どんな生ごみでも入れていいの?

A.牛骨や貝殻など投入できないものもある

基本的には野菜くず、ごはん、魚や肉などの生ごみを投入できますが、牛骨や貝殻、大量の油どは不可です。これらの物質は分解しにくく、故障や悪臭の原因になることがあります。モデルによって若干の仕様の差があるため、購入前に取扱説明書をチェックしましょう。

  • 投入できるものの例
    • 野菜
    • 果物
    • 汁物や飲み物
    • お菓子
    • 卵の殻
  • 投入できないものの例
    • 牛骨や豚骨
    • 貝殻
    • 硬い種子
    • プラスチックやビニール
    • 金属

Q2 .電気代はどれくらい掛かる?

A.1ヶ月あたり1,200円〜1,500円前後

一般的なハイブリッド式は、消費電力が約50〜70W前後。24時間運転した場合でも、電気代は1ヶ月あたり1,200円〜1,500円前後が目安です。乾燥式に比べて熱を使う時間が短く、省エネ設計のモデルが多いのも魅力。節電モードや自動スリープ機能付きモデルなら、さらに電気代を抑えられます。

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